はじめに
ダイビング、皆さん興味ありますか?
あなたはダイビングの体験をしたことがありますか?
それともダイビングライセンスを取得して自由自在に海の世界を探検したいとお考えですか?
無論、あなたの選択肢はあなた次第ですが、どちらを選ぼうとも、海の中は素晴らしい世界を見せてくれます。
この記事では、体験ダイビングとライセンス取得後のダイビングの違いについて書かせてもらいます。
体験ダイビングとは
体験ダイビングは、ダイビングをした事がない人向けのアクティビティのことです。
憧れの海で潜ってみたいと思っている方や、ダイビングのライセンスを取得する前に雰囲気を知りたいと思っている方に提供されています。
基本的な器材の使い方や水中でのサインなどのレッスンを受けた後、浅瀬で海に潜る練習を行います。
それだけでも素晴らしいダイビングの世界を見せてもらえるのですが、ライセンス持ちの人達にとって体験ダイビングで潜る海はあまり魅力的には感じない事がほとんどです。
体験ダイビングでは、おおよそ5メートルほどの水深での潜水となります。
ショップによってはいきなり10メートル以上深場へ連れて行ってくれる所もあります(危ない)
体験ダイビングの目的は
ダイビングの楽しさを体験することです。
海の中で泳ぐことや美しい魚たちと泳ぐことができる魅力を感じることが目的です。
体験ダイビングにはいくつか制約も存在する
体験ダイビングの主な制約は何でしょうか?
体験ダイビングの制約の1つは
基本的なレッスンを毎回受けなければならないという点です。
体験ダイビングのたびに浅瀬での器材操作やハンドシグナルのレッスンを受ける必要があります。
複数回体験ダイビングを経験した方でも同じ基本レッスンを受ける必要があるので、毎回同じ内容を繰り返し学ぶことになります。
さらに、体験ダイビングでは制限された水深での潜水となります。一般的におよそ5メートル程度です。
それ以上の水深になると、本人もダイビングショップさんにもリスクがつきまとう様になります。
海の中に潜れると言う魅力ももちろんありますが
体験ダイビングではその楽しみが制約されることを覚えておいてください。
初心者の方ではそれ以上の深度に行くととても危険です。
ダイビングライセンス取得のメリット
では、体験ダイビングとダイビングライセンス取得の違いはあるのでしょうか?
ダイビングライセンスを取得するメリットについてご説明いたします。
ダイビングライセンスを取得すれば、制約のないダイビングの楽しみを体験することができます。
ライセンスを持っているのと持っていないのとでは、水中の世界が全く違います。
特にライセンス取得者は、自由に海の中で行動範囲を広げることができます。
自分のスキルで色んな所を散策出来たり、深い海や美しいサンゴ礁など、自由に海中の世界を探索することができるのです。
自由な行動範囲の拡大
ライセンスを持っていれば、海へのアクセスが広がります。
自分のスケジュールに合わせて、いつでも好きな時にダイビングに出かけることができます。
旅行先でのダイビングや、週末など自分の好きな時に思い切り楽しむことができるのは、ライセンス取得者の特権です。
スキルの習得と成長
ダイビングライセンスの取得には学科講習と実技講習が必要です。
学科講習では、ダイビングの基礎知識や海中生物、トラブル時の対応などを学びます。
実技講習では、潜水の技術や安全なダイビングのためのスキルを習得します。
ライセンス取得の過程でスキルを磨き、自信をつけることができるでしょう。
何でも出来る人はかっこいいですよね。
世界中の海でダイビング可能
ダイビングライセンスは、世界中の海で有効です。
自国の海だけでなく、海外でも自由にダイビングを楽しむことができます。
美しいサンゴ礁や色とりどりの魚たちと触れ合う経験は、一生の思い出となることでしょう。
体験ダイビングは初めての方に向けた講習であり、一時的な楽しみを味わえます。
一方、ダイビングライセンス取得にはランク制約もありますが
自由な行動範囲や成長の機会が得られるという大きなメリットがあります。
ダイビングを楽しむためには、ぜひダイビングライセンスを取得してみてください。
ダイビングライセンス取得の方法
ダイビングライセンスを取得する方法には、学科講習と実技講習の2つの段階があります。まず、学科講習では、ダイビングの基礎知識を学びます。
学科講習
この講習では、ダイビングにおける体への負担や基礎的なスキル、バディシステム、海中環境や生物、トラブル時の対応などについて学びます。
ただし、この学科講習は1日で終わるものではありません。
学科終了後に実施される実技講習で教えられる内容と密接に関連しているため
学科講習を十分に理解することが重要です。
実技講習
実際に海でのダイビングを行います。この実技講習は、学科講習を修了した後に受ける必要があります。実技講習では、浅瀬での海に潜る練習から始まります。
具体的には、ビーチエントリーやボートエントリーといった海に潜る方法を学び、水面で浮きながらの泳ぎ方も練習します。
また、潜る水深も徐々に深くなっていきます。
この実技講習を通じて、実際の海の中でのダイビングに必要な技術とスキルを習得します。
ダイビングスクールまたはダイビングショップでライセンス取得の講習を受けることができます。
都市型スクールでは、学科講習と実技講習の両方を受けることができます。
また、リゾート型スクールでは、実技講習を主に行います。
どちらのスクールも、ダイビングライセンスの取得に必要な講習を提供しています。
ダイビングスクールやダイビングショップの選び方については、別ブログでまたご紹介します。
また、認定団体によっても潜れる水深やライセンスの有効性が異なるため、各団体の公式サイトで情報を確認することもおすすめです。
これにより、自分に合ったダイビングスクールを見つけることができます。
ダイビングライセンスを取得するためには、学科講習と実技講習の双方を受ける必要がありますが、その努力に見合った報酬があります。
ダイビングライセンスを持つことで、ダイビングの制約がなくなり
自由な行動範囲が広がります。
また、ダイビングの技術とスキルを習得できるため、より安全かつ楽しいダイビングが可能になります。
さらに、取得したライセンスは世界中で有効であり
世界各地の美しい海でのダイビングを楽しむことができます。
ダイビングライセンスの取得は、一般的には4日間の講習を進めることが多いですが、自分のペースに合わせて受講することも可能です。
ダイビングライセンス取得の方法はさまざまありますが、どの方法を選んでも自分の目標に向かって進むことができます。
ダイビングライセンスを取得することで、自分自身のダイビングの可能性が広がるのです!
認定団体でライセンスを取得
今回は主要な認定団体をご紹介します。
ダイビングライセンスを取得するには、信頼できる認定団体が重要です。
なぜなら、ここで習得するスキルと知識は、海で自分自身を守るために非常に重要だからです。
では、早速それぞれの団体を見てみましょう!。
PADI(Professional Association of Diving Instructors)
この認定団体は世界的に有名で、信頼性も高いです。
さらに、ライセンスを取得するためのコースも豊富で、初心者からプロにまで幅広く対応しています。価格も比較的リーズナブルなので、予算に合わせて選ぶことができます。
BSAC(The British Sub Aqua Club)
この団体は「SAFETY FIRST」(安全はすべてにわたって優先する)という基本理念を持ち、その基本理念の基に作られ、安全性に重点を置いてます。
初心者からプロにまで、価格も比較的リーズナブルで海の楽しさを教えてもらえるでしょう。
NAUI(National Association of Underwater Instructors)
この団体は技術的なスキルに力を入れており、より高度なダイビングスキルを習得したい人におすすめです。
プロフェッショナルな指導者によるトレーニングを受けることができます。
SSI(Scuba Schools International)
この団体は、柔軟な学習スタイルが特徴です。
オンライン学習が可能なので、自分のペースで学ぶことができるのも嬉しいですね。
(今はどこの団体でもやってます。)
CMAS(Confédération Mondiale des Activités Subaquatiques)
この団体は技術的なスキルを重視したトレーニングを行っています。
もちろん、世界中で認められるライセンスも取得できます。
どの認定団体を選ぶかは、個人の好みや目的によります。ですが、どの団体も一定の基準を満たし、十分な教育と訓練を提供しています。だから安心して、あなたに合った団体を選ぶと良いでしょう。
さあ、自信を持って海へダイビングしに行きましょう!
ライセンスを取得すれば、制約なく自由にダイビングを楽しむことができます。
そして世界中の美しい海を探索する冒険が待っています。
大自然の中で自分自身と向き合いながら、新たなスキルと成長を体験しましょう!
おすすめのダイビングスポット
日本各地には、海外からダイビングをしに来られる位綺麗で有名なダイビングスポットが多数存在します。そのごく一部をご紹介します。
伊豆
伊豆は、ダイビングを楽しむには非常に魅力的な地域です。美しい海と豊富な海洋生物が魅力で、多くのダイバーが訪れます。伊豆では、様々なスポットで理想のダイビングを楽しむことができます。
例えば、三浦半島や駿河湾など、豊かな海の生態系を探検することができます。
また、伊豆の温泉地も有名で、ダイビングの後にリラックスするのに最適です。
伊豆でのダイビングは、見逃せない経験です!
沖縄
沖縄は、美しい海と珊瑚礁で有名なエリアです。ダイビング愛好家にとっては、夢のようなスポットです。
沖縄は、透明度の高い海と鮮やかな珊瑚礁、そして多種多様な海洋生物が魅力です。
特に、宮古島や石垣島は、美しいビーチと素晴らしいダイビングスポットで知られています。
沖縄では、素晴らしい海の中での贅沢なダイビング体験が待っています。
もちろん、地元の料理や文化も楽しめます!
国内でクジラとダイビングできるスポット
クジラと泳ぐ経験は、忘れられないものです。
幸運にも、日本国内でもクジラとダイビングを楽しむことができるスポットがあります。
例えば、東京から南南東に約1,000kmの場所に位置する小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」とも称される、世界的にも有名な生物と自然の宝庫です。
2011年に世界遺産に登録されている小笠原は、日本で一番最初にホエールウォッチングを始めた場所でもあります。
小笠原には「小笠原ホエールウォッチング協会」があり、設立当初から島の周囲に生息するクジラを調査・研究しています。
東京で野生のイルカと一緒にダイビングできるスポット
東京でも、野生のイルカと一緒にダイビングを楽しむことができます。
例えば、御蔵島では、イルカとの触れ合いを楽しむことができるツアーがあります。
イルカたちと一緒に泳ぐのは、非常に特別な経験です。
東京でのダイビングが、イルカの愛らしさと一体感を味わうチャンスになることでしょう。
以上が、おすすめのダイビングスポットです。
それぞれのスポットで、素晴らしい海の世界を探検してみてください。
楽しいダイビングと貴重な体験が待っています!
まとめ
スキューバダイビングの体験とライセンス取得の違いを説明しました。
体験ダイビングとライセンス持ちダイビング、どっちがいいのか、これは永遠のテーマだと思います。
自分自身が何をしたいのか、何を見たいのか、どこに行きたいのかをしっかり考えてどちらにするか決めてください。筆者個人的には断然ライセンス取得がおすすめですが…。
例えば、あなたはウミガメを見たいとします。
体験ダイビングの方はウミガメを見れると言う願いは叶えれますが、自分で動く事も出来ないし、水族館で見たのと同じ様な感じだと思います。
ライセンス持ちの方はそこから更に自分で2ショットの納得の行く写真を撮影できるスキルを持てる
ぐらいの違いがあります。
体験ダイビングしかした事のない人でそんなスキルを持った人を今まで見た事がありません。
他にも、体験ダイビングは制約もあるし、何より危ないと思ってます。
それならしっかりインストラクターに教えてもらって
技術を持ってからダイビングライフを楽しんだ方が海の中の魅力をより味わえます。
説明書のないやり方のわからないゲームをいきなり楽しめるかどうかみたいな感覚だと思います。
やり方を教えてもらってからの方が断然楽しいですよね。
ダイビングに興味があるのなら、人生は一度きり!やりたい事をやってみてはいかがでしょうか?